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宮廷女官チャングムの誓い【登場人物】

 
 

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宮廷女官チャングムの誓いの知識いろいろ
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宮廷女官チャングムの誓いメニュー
宮廷女官チャングムの誓い
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外部リンク

登場人物


−()はNHK吹替え版の声優。

主要人物


  • ソ・ジャングム(チャングム)(大長今|徐長今):イ・ヨンエ(李英愛)−(生田智子)
    :この物語の主人公。水剌間内人(スラッカン ナイン。内人は女官と訳している。以下同じ)、出納尚宮(出納係)を一時兼務、内医院医女、母の夢・水剌間最高尚宮を経て、大長今(正三品堂上:チョンサンプム タンサン相当)の称号を受ける。天賦の才能と屈強な精神力で、母の遺志を継ぐべく、さまざまな障害を乗り越えながら、水剌間の最高尚宮を目指す。その半生に、多くの出会いと別れを経験し、人として強く、たくましく成長し、女性でありながら朝鮮王朝史上初の王の主治医となる。
    :*幼少期:チョ・ジョンウン(趙廷恩)−(黒葛原未有)
  • ミン・ジョンホ(チョンホ)(閔政浩):チ・ジニ(池珍煕)−(井上倫宏)
    :内禁衛従事官(ネグミ チョンサガン)従六品(チョンユップム)、全羅道右水営済州鎮万戸(チョルラドウスヨンチェジュチン マンホ)従四品(チョンサプム)、司憲府(サホンブ)執義(チビ)従三品(チョンサンプム)、そして承政院同副承旨(スンジョンウォン トンプスンジ) 兼 内医院副提調(ネイウォン プジェジョ) 正三品堂上に昇格。若くして科挙の試験に合格した秀才。武芸に秀で、文官でありながら武官の任務にも就いている。倭国の密偵を追跡中に不覚にも重傷を負い気絶する。偶然通り掛かったチャングムから手当てを受け命を助けられるが、意識を取り戻す前に立ち去った落とし物のノリゲ(装身具)の主を命の恩人として探すようになる。ノリゲの持ち主が既知の間柄だったチャングムだったと知り、また彼女のひたむきな姿勢に惹かれ、次第に距離を縮めていく。
  • チェ・グミョン(クミョン)(崔今英):ホン・リナ(洪利奈)−(山像かおり)
    :水剌間女官、水剌間尚宮 正五品(チョンオプム)を経て、水剌間最高尚宮 正五品となる。チャングムの幼少期からのライバル。女官見習いの頃から料理の天才と称えられ、プライドも高いが、料理の求道者であり、師であるソングムが謀略や財力・政治力など料理以外のことでのし上がろうとしていることを快く思っていない。ソングムが最高尚宮の座を争う料理対決で敗北して以来、チェ一族でありながらペギョンやチャングムの料理人としての姿勢に影響を受ける。ソングムの後継として宮中に上げられる前からチョンホに恋心を抱いており、チョンホもチェ一族の中では異質の人物として信頼しているが、王以外の男性への恋が許されない女官という立場で、なおかつチョンホの気持ちはチャングムに向いており、うまくいかない。その一方でチェ一族としての与えられる使命に翻弄され、「料理」と「恋愛」と「一族」の間で葛藤を続けることになる。後に職を剥奪され宮中から去る。
    :*幼少期:イ・セヨン(李世榮)−(永田晃子)
  • 国王・中宗 (朝鮮王)|中宗(チュンジョン):イム・ホ−(菅生隆之)
    :先代国王であり異母兄である燕山君の暴政に堪えかねた臣下の起こしたクーデターで擁立された李氏朝鮮第11代国王。即位前は晋城大君(チンソンデグン)と呼ばれていた。原因不明の皮膚病を抱える身体の弱い人物。クーデターの蜂起の知らせを託された幼少のチャングムと出会い、水剌間の女官になりたいとのチャングムの直訴を受け入れる。その後、女官として成長したチャングムを絶賛し、また持病の原因を突き止めた医女としてのチャングムの医術と功績を高く評価し、大臣たちの反対を押し切って自身の主治医に任命する。他方、王という孤独な立場から、真心あるチャングムを信頼し、やがて密かに心惹かれるようになる。内政面では国政の改革を度々望むも、クーデターの功臣たちと利害が衝突し、思うにまかせなかった。
  • カン・ドック(トック)(姜?九):イム・ヒョンシク(林玄植)−(佐々木梅治)
    :チャングムの養父。宮廷に仕える通いの料理人(熟手)で腕は確かだが、憎めないおっちょこちょいな性格。恐妻家で妻の尻にしかれているが、お似合いの夫婦。妻に隠れて商品の酒を飲むのを楽しみにしている。酒や人参をくすねたり、宮廷内でいかがわしい画や怪しげな薬を高値で売りさばいたりすることは日常茶飯事だが、根は悪い人ではない。実子として息子イルトが居たが、後に流行病で死亡した。その後、もう一人息子が生まれたが、こちらも幼くして病死している。息子を病で失ったためか、チャングムを実の娘のように溺愛している。なお、片方の耳しか聞こえない。(第3話で彼自身から語られているが、NHK版ではニュアンスが変わってしまっている)
  • カン・ドックの妻 ナジュテク(羅州宅):クム・ボラ(琴寶羅)−(つかもと景子)
    :トックの妻で、チャングムの養母。醸造業を営んでいる。ケチで計算高く口は悪いが、根は優しく心温かい人。本名は不明である。(第46話のトックが書いた恋文の中で「チュヒャン」という言葉が出てくるが、秋香(チュヒャン)の元となった春香(チュニャン)は18世紀に朝鮮半島でパンソリの台本から生まれた物語『春香伝』により、理想の女性の代名詞となっており、トックは妻を春香に見立ててラブレターを書いたと思われる。製作者がトックの妻とのギャップから考えたクスクスシーンであり、彼女の本名ではないと考えられる。実際、主要登場人物でありながら名前がないことに対する質問で、脚本家キム・ヨンヒョンは「そういうのもあっていいのでは」との旨を述べており、イ・ビョンフン監督自身も2005年7月にNHKで放送された「チャングム大辞典」で「名前は付けなかった」と発言している)なお、韓国での呼び名、“羅州宅(ナジュテク)”は人物の名ではなく、羅州市|羅州(ナジュ)から嫁いできた妻という意味。
    :※なお、佐々木梅治とつかもと景子は、アニメ「少女チャングムの夢」でも同じ役柄で声優を務めている。吹替え版製作を担当したNHKの平塚輝雄によれば、『チャングムの誓い』の前に放送していた『オールイン 運命の愛』に出ていた夫婦(夫役がイム・ヒョンシク)の後日談というイメージで佐々木とつかもとが再びキャスティングされたという。
  • ハン・ペギョン(韓伯榮):ヤン・ミギョン(梁美京)−(小野洋子 (女優)|小野洋子)
    :水剌間女官、水剌間尚宮 正五品を経て、水剌間最高尚宮に昇格。低い身分の出身だが、ミョンイに料理を褒められたことをきっかけに女官となって以来、ミョンイの親友。その機転によりミョンイの命を救うことになるが、ミョンイの力になれなかった自分を責め、心を閉ざす。チャングムを親友の娘だとは知らずに師となる。料理の腕は秀逸で、チョン・マルグムの「志」を引き継ぎ、ソングムと最高尚宮の座を争った。チャングムがミョンイの娘だと知りチャングムと喜び合うが、その直後にチェ一族の謀略によりチャングムと共に流刑となり、済州島に送られる途上で息絶えてしまう。口数は少ないが料理人としての生き方に厳しい。才能はあるが不器用な性格のチャングムに目をかけ、幼い頃から徹底的に鍛える。その教えはチャングムの人生に非常に大きな影響をもたらす。
  • チェ・ソングム(崔成今):キョン・ミリ(甄美里)−(宮寺智子)
    :水剌間女官、水剌間尚宮 正五品、水剌間最高尚宮 正五品を経て、王宮提調尚宮(女官長)となる。
    チェ一族は、第5代国王・文宗 (朝鮮王)|文宗(ムンジョン)の時代から女性は女官として仕える最高尚宮になることで水剌間を牛耳り、男性はその特権を利用して商いを行い財をなしてきた。幼少の頃はペギョンやミョンイと仲が良く、そのような回想シーンもあった。しかしチェ一族の繁栄のために手段を選ばないという一族の一員としての「使命」の前に、若い頃は葛藤するものの結局は抗えず、そのうち「使命」に何の疑問を持たなくなり、それの妨げとなる数々の女官らを失脚させ、かつての友人や部下であるミョンイ、ペギョン、ヨンノら女官も容赦なく手にかける。チェ一族の者として権勢を振るい、反面その悲しみも恨みも一身に引き受けるが、なおかつ一族の者として生きることに徹しようとする。女官は生涯独身(形式的には王の妻)となるため、姪のクミョンを自分の跡継ぎにさせようと工作する。後に悪事が全て白日の下に晒されると、散々迷った末に自首しようとするが、途中で崖から転落死してしまう。
  • オ・ギョモ(呉兼護):チョ・ギョンファン(趙卿煥)−(村松康雄)
    :宮廷の権力者。承政院同副承旨(スンジョンウォントンブスンジ)から官職を始め、硫黄家鴨事件で臨時職の推鞫官を勤める。司?院の副提調、提調と兼任し、右議政(ウイジョン)兼 内医院都提調(ネイウォン トジェジョ) 正一品。かつては科挙にも応募せず無冠であったが、中宗を担いだクーデターに参加して手柄を立て、一挙に堂上官となる。チェ一族と手を組み、収賄を受ける事での財力により宮廷での発言権を強めた。後に悪事が全てバレて、免職の上遠島になった。
  • チェ・パンスル(崔判述):イ・ヒド(李熙道)−(小川真司)
    :ソングムの兄でチェ一族の当代の頭首。大商人。中人。オ・ギョモと結託し宮廷内への物品の納入権など独占している。後に悪事が全て発覚して、棒刑の上奴婢に落とされ鉱山で働かされる事になったが、移送の最中に死亡する。
  • チョン・マルグム(丁末今):ヨ・ウンゲ(呂運計)−(寺田路恵)
    :水剌間最高尚宮 正五品。両班出身。すでに老齢で、かつては最高尚宮の候補にもなったことがある隠れた実力者だが、自ら権力争いから引いた役職(醤庫尚宮−調味料や漬物を管理する尚宮)に就いていた。見習い期間中のヨンセンの師となり、ヨンセンやチャングムを娘のように可愛がる。チェ最高尚宮が病で引退したとき、権力に興味が無いことから適任不在の中「傀儡|操り人形」の水剌間最高尚宮としてパク・ヨンシンやチェ・ソングムらに推される。詩歌を愛する風流人で、ひょうきんで飾らない性格だが、その志は高く、人の口に入る料理を政争に利用することを嫌い、その「志」に関しては権力者との衝突も辞さず、したたかな駆け引きも見せる。また、身分や家柄に関係なく料理人として実力ある者を登用しようとし、最高尚宮を競合で決めることを提案するが、人事権を失うヨンシンや要職を身内で固めたいチェ一族の反感を買う。チェ一族に牛耳られた水剌間の改革を決意し最高尚宮に就くが…。
  • パク・ヨンシン(朴容信):パク・ジョンス(パク・チョンス)(朴貞秀)−(駒塚由衣)
    :王宮提調尚宮(女官長) 正五品。NHK版では「女官長」の名で呼ばれる。チェ一族に加担しソングムを最高尚宮にするために手を貸す。後にソングムにより収賄を暴かれ失脚させられるが…。
  • シン・イクピル(申益弼):パク・ウンス(朴恩讐・朴垠樹)−(諸角憲一)
    :典医監(チョニガム)医学教授 従六品、内医院主簿(チュブ)従六品を経て内医院僉正(医局長)従四品に昇格。医女研修の担当。優秀な医務官として順調に出世していたが、誤診により重臣を死なせた経験を持つ。自分の知識に傲慢になり患者と向き合う謙虚さを失っていたチャングムを一喝し、「医者には、聡明な人間より、深みのある人間がなるべきだ。深みを持て。」と諭した。内医院復帰後も、チャングムの医術を高く評価しつつ、一切の私情を排除してその厳格な姿勢は揺らぐことがなかった。中人出身。
  • 中殿(皇后、文定王后【ムンジョンワンフ】):パク・ジョンスク(パク・チョンスク)(朴貞淑)− (山本郁子 (女優)|山本郁子)
    :中宗の王后。史実では(政敵を次々毒殺したと推定され)息子・明宗 (朝鮮王)|明宗代に政治の実権を握って一族政治を行った悪女(毒婦)とされるが、本作では聡明な女性として描かれている。聡明ゆえに自らの判断により、国法を犯したチャングムを勝手に助けて隠密に王の病気を調査させるなど、手法としてはしきたりや組織を無視した単独行動が多いため、既得権を侵されたくないオ・ギョモ等大臣たちからは嫌われている。チャングムと関わることが多く、その人柄に全幅の信頼を置くようになる。中宗の第1王后の端敬王后は中宗即位から数日後に廃妃され、第2王后の章敬王后が早逝したため、文定王后は中宗の第3王后にあたる。
  • イ・ヨンセン(李連生):パク・ウネ(朴恩惠)−(八十川真由野)
    :水剌間女官、特別尚宮 正五品、淑媛(スグォン) 従四品を経て、昭媛(ソグォン)正四品に昇格。チャングムとは同期の女官で親友。水剌間で師事していたチョン・マルグムを母と慕っていた。普段は気が弱くどこか頼りないが、親友や師匠のためには勇気を振り絞る、心優しい性格である。ヨンノとはけんかばかりしているが、同情している部分もある。後に、済州島に流されたチャングムを思って泣いていたところ、偶然通りかかった中宗に気に入れられ、側室に迎えられて公主|翁主(王女)を産む。※NHK版ではシン・イクピル、中殿、イ・ヨンセンはOPに登場しておらず、主要人物とは言いがたいが、韓国での本放送時には後半から登場していた(後半にはいなくなるハン・ペギョン、チョン・マルグム、パク・ヨンシンと入れ替え)。しかし、基本的にDVDなどでは登場していない。(なぜか米国のDVDでは登場している)

    水剌間(スラッカン)の人々


  • ミン・グィヨル(ギヨル、ギリョル)(閔基烈・閔貴烈):キム・ソイ(金昭怡)−(玉川紗己子)
    :水剌間女官、水剌間尚宮 正五品 至密尚宮 正五品を経て、水剌間最高尚宮 正五品に昇格。「細く長い」宮廷生活がモットー。技術面ではペギョンやソングムに劣るものの、くし焼きにかけては水剌間一。おしゃべりで調子が良く、長いものに巻かれる人物だが、人がよく、欲のない心で料理をするため、結果的にチョン・マルグムの「志」を引き継ぐことになる。表には出さないが本当はペギョンを慕っており、それをソングムに気付かれて嫌われ、冷遇されていた時期がある。
  • ノ・チャンイ(盧昌伊):チェ・ジャヘ(崔慈惠)−(片岡身江)
    :水剌間女官から水剌間尚宮 正五品になる。チャングムと同期の女官。軽い性格でいつもミン尚宮の側にいる。チェ・ソングム役のキョン・ミリの役作りの助言から、つまみ食いをするキャラクターになった。初期はヨンノらと一緒にチャングムに意地悪をしたこともあったのだが、いつの間にかチャングムやヨンセンと仲が良くなった。
  • ユン・ヨンノ(ヨンロ)(尹令路):イ・イプセ(李葉璽)−(石塚理恵)
    :水剌間女官からチェ提調尚宮(女官長)の世話尚宮(提調尚宮の世話をする尚宮)になる。 チャングムと同期の女官で、ユン・マッケの姪。意地悪な性格で、叔父マッケの羽振りがよいのを鼻にかけ、チャングムやヨンセンには見習いの頃から嫌がらせをしている。保身のためにチェ一族の手下となるが、後に口封じとして殺害される(殺害されたシーンがあったわけではなく、実際には曖昧になっている)。
  • チョバン(調方):イ・ヘサン − (山崎美貴)
    :水剌間女官。チャングム達よりも年長で、よく年下のセンガッシ(見習い女官)達をこきつかい辛くあたっていた。クミョンがチェ尚宮らに特別待遇を受けるのが気に入らない。第13話を最後に突然姿を消し、名前も一切出てこなくなる。これは『大長今』のスポンサーの意向により降板した為である。
  • ホンイ(虹伊):ノ・ユン(盧潤)−(※山本雅子→清水香里)※第6話のみ。
    :水剌間で下働きをしているムスリ(奴婢)。女官より身分が低い。権力争いとは無縁の立場であるため、硫黄アヒル事件の検証では、その場で硫黄アヒルの安全性を身をもって確認する試食の係を命じられ、オ・ギョモらの目論見どおりに体調を崩し、このことがペギョンやチャングムの反逆罪の決定的な証拠とされる。しかし、実は検証の前にそのような展開を読んでいたクミョンの指示を受けたヨンノに呼び出され、王と同じ症状が出るような毒を仕込んだアワビの甘露煮を食べさせられていた。
  • サリョン:チョン・ヘソン − (折笠愛)
    :チェ一族の後継者。

    内医院(ネイウォン)の人々


  • チョン・ウンベク(鄭雲白):メン・サンフン(孟相勳)−(後藤哲夫)
    :茶斎軒(タジェホン)主簿(チュブ) 従六品(チョンユップム)、内医院主簿(ネイウォン ヂュブ)=(医務官) 従六品そして内医院判官 従五品に昇格。宮中の閑職である茶斎軒(NHK版では「菜園」)の責任者として登場。無断で宮中を抜け出した罰として、茶斎軒に左遷されたチャングムと出会い、その運命を大きく変えていく。チェ一族の扱う薬草の輸入の妨げとなるとして菜園を荒らされたことで、逆に芝居を打って国産の薬草を広めた功績により医務官として返り咲く。後に持病の治療法を求めて済州島で薬草を探していたときにチャンドクと出会い、よき友人となる。
  • チョン・ユンス(鄭潤壽):チョン・インテク(全仁澤)−(石住昭彦)
    :内医院の下級医務官から内医院主簿 従六品を経て内医院正(医局長、略して内医正、ネイジョン)正三品堂下官になる。誤診疑惑をきっかけに、陰でチェ一族につながり、自己保身のためにペギョンと女官時代のチャングムを陥れ、更に医女・チャングムを追い出そうと画策する。しかし医師としての良心の呵責に苦しむ。王の健康状態から、誤診・「硫黄アヒル」の安全性・チェ一族の謀略に至るまで、「事件」の全貌を知るため、のちに事件解明の鍵を握る人物として関係者から重要視されることになる。後に免職処分を受ける。
  • チョ・チボク(趙治福):チ・サンリョル(池烈)−(多田野曜平)
    :内医院奉事(ネイウォン ポンサ) 従八品。両班出身の医師。チャングムに好意を寄せ、いつも肩を持っている。お調子者で言い訳上手な実力の怪しい人物。両班出身や親のコネで現在の役職に就いていることや自分の実力は自覚している。
  • ケグム(啓卿):キム・ソニョン(金善英)−(丸山真奈実)
    :内医院御医女(医女長)。内医院の医女を束ねる立場上、何かと内医院の秩序を乱すことの多いチャングムに厳しい。
  • シンビ(信非):ハン・ジミン(韓智敏)−(花村さやか)
    :内医院医女。チャングムと同期。子供の頃、貧しさのため病気が治療できず困っていたところを医者に助けられて以来、「(感謝の気持ちがあるなら)世の中にお返ししなさい」という恩人の言葉を胸に、医女を志す。医女としての才能は天才肌のチャングムと比べると見劣りがするが、誠実な心で患者と接する態度が彼女の徳である。その謙虚さから、医女研修担当のシン教授に、医女としての資質を最も高く評価されている。知識の豊富なチャングムを尊敬し、他方でチャングムに医女として大切なものを気付かせるなど、お互いに一目置く間柄で、内医院におけるチャングムの良き理解者・良きパートナーとなる。
  • パク・ヨリ(ヨルイ)(朴烈伊):イ・セウン(李世恩)−(山辺有紀)
    :内医院医女。幼い頃に両親を失いヨンシン女官長の庇護を受け、恩義を感じている。失脚させられたヨンシンの身分回復を画策し、チェ一族を追い落とす工作のため、味方を装ってチェ一族に接近するが、ヨンシンとのつながりをソングムに見破られ、チェ一族の側に取り込まれる。同様に内医院の中でチェ一族につながる人物として、ユンスと行動を共にすることが多い。腕は確かだが、医術でチャングムに恥をかかされたことで敵視するようになる。内医院におけるチャングムの先輩格だが、チェ一族がチャングムを邪魔に思っていることを察知し、チェ一族の信頼を得るため、チャングムを内医院から追い出すべく、善人を演じながら、影ではあの手この手で罠にはめる。後に医女の資格を剥奪される。
  • ウンビ(銀非):イ・スンア(李承雅)−(佐藤あかり)
    :内医院医女。何かと目立つチャングムに嫉妬し、冷たい態度で接するが最終回でようやく和解し、共に切磋琢磨することを誓う。
  • ピソン(非先):キム・ミニ(金敏喜)−(込山順子)
    :内医院内医女(ネイウォンネウィニョ、訓育医女)。ウンビと同様にチャングムに冷たい態度で接することが多い。こちらも最終回で和解する。
  • チョドン(調同):カン・ジョンファ(姜貞華)−(阿部桐子)
    :内医院医女。チャングムと同期。恵民署配属だったが、問題を起こして追放されるチャングムとシンビの代役として内医院に異動となり、2人の残留後も内医院に留まる。朗らかで陽気な医女。何でも知っているような顔をしてしまうお調子者。
  • チョボク(草福):チョン・スヨン(全秀娟)−(江間直子)
    :内医院医女。チャングムと同期。恵民署配属だったが、問題を起こして追放されるチャングムとシンビの代役として内医院に異動となり、2人の残留後も内医院に留まる。少しおしゃべりな医女。
  • シヨン(施然):キム・ドヨン−(山田里奈)
    :チャングムが味覚を失ったときに相談に乗った医女。当初は医女編でも登場する予定だったが、シヨン役のキム・ドヨンが飲酒運転の事故により降板した為、登場できなかった。
  • イ・ヒョヌク(李顕旭):ソン・ドンウン  − (池田勝)
    :両班出身の医師(儒医)。チャングムの医女研修を担当した教授の一人。王命に違反して医女研修生を宴席に侍らせたために罷免される。大妃の遠い親類。
  • ソンドル:ヒョンジン−(藤原堅一)
    :薬房で下働きをしている男性。チョ・チボクと行動をともにする事が多い。

    内侍府(ネシブ)の人々


  • 長番内侍(チャンボンネシ):シン・グク(申國)−(村田則男)
    :内侍院尚?(ネジウォン サンオン) 正三品堂上から内侍院尚膳 従二品に昇格。王の身の回りの世話をする内侍府の長官(宦官)で、チョン尚宮とは交流があった。公正であるが形式ばってはおらず温厚で高潔な人柄で、政争から常に距離を置き、中宗の信頼を得ている。宦官の為にヒゲは生やしていない。名前は不明。
  • 監察内侍:イ・ギョンウォン(李京源)−(原康義)
    :内侍府長官の部下。役職に忠実で、禁を犯したチャングムを取り調べることもあり、後ろめたい事があったのか、ソングムに弱味を握られた事もある。後に、王・長官の密命を受けて、チョンホとチャングムを逃す手助けをする。残ろうとするチョンホに対し、逃亡とチャングムの保護を職務として命令を下す。

    王族の人々


  • 大妃(皇太后、慈順大妃(貞顕王后)【チャスンデビ/チョンヒョンワンフ】):オム・ユジン(嚴有珍)−(谷育子)
    :中宗の生母。伝統を重んじる人柄で基本的に公明中立だが、中宗を最も愛するが為に道理を超えることもあった。女官時代のチャングムが作ったマンドゥ (料理)|饅頭(マンドゥ)を気に入る。オ・ギョモ等が後押しする東宮(世子ホ→仁宗)を溺愛しているため、オ・ギョモやチェ一族に理解がありなおかつ王の意思すらも左右し得る立場の人物として、彼らにしばしば政治利用される。親族であるイ・ヒョヌクが医務官を罷免されたことを根に持ち、発覚の原因をつくったシン・イクピル医務官を「粗末な医務官」と呼んで嫌い、その治療を拒んでいた時期がある。
  • 東宮(仁宗 (朝鮮王)|仁宗(インジョン)) −
    :世子。章敬王后の長男。オ・ギョモが後ろ盾となっているが、幼い頃より重い「厥心痛」(けっしんつう=狭心症)を患い、先は長くないであろうと宮中では噂されている。しかし、少しでも王位に着けばその間に自分の子(キョンウォン王子)が苦しい立場に追い込まれることを心配した皇后により、病気に乗じて密かに殺されそうになる。のちの第12代国王、仁宗となる。周囲の心配のとおり、即位して数ヶ月後(史実では即位しておよそ9ヵ月後に崩御している)に若くして亡くなったため、結果としてチャングムとチョンホの身分回復を早めることになる。
  • キョンウォン(慶源)王子(明宗 (朝鮮王)|慶源大君(キョンウォンデグン)−(こおろぎさとみ)
    :王と文定王后の長男で東宮の異母弟。のちの第13代国王、明宗 (朝鮮王)|明宗(ミョンジョン)となる

    その他の人々


  • ソ・チョンス(徐天壽):パク・チャンファン(朴賛煥)−(小山力也)
    :チャングムの実父で、元 内禁衛所属の武官。宮中の抗争で世子ユン(のちの燕山君)の生母廃妃尹氏の処刑を命じられた。その夜、気分を紛らわす為に深酒していたところ夢かうつつか不思議な老人から3人の女性に運命を握られていると予言され、1人目こそが廃妃尹氏であったことを知る。王子は燕山君として次代王に即位し、母の処刑に関わった者を指名手配したことで逃亡生活を送る中、3人の女性の2人目であるミョンイと運命の出会いを果たし、結婚。3人目の女性である娘チャングムを授かる。身分を隠して白丁の村に潜伏しながらも家族3人で幸せな生活を送っていたが、身分が露見し捕らえられてしまう。その後、回想シーンを除いて彼は全く登場しない。当初は一命をとりとめて山奥で生き延び、仙人のような力を身につけてチャングムがピンチになるといつも空を飛んで助けにきてくれるという設定だったが、話の展開上却下された。第25話で、ひょっとすると彼は生きているのではないかと視聴者に思わせるシーンがあるが、結局登場しなかったのはその為だと思われる。
  • パク・ミョンイ(朴明伊):キム・ヘソン(金慧?)−(増子倭文江)
    :チャングムの実母。水剌間の女官だったが、チェ一族の陰謀を知ってしまったため無実の罪を着せられ、女官らの間で密かに毒を飲まされて処刑された。しかし親友ペギョンの機転で毒に解毒剤が混ぜてあったことで一命を取りとめる。ソ・チョンスに介抱され、チョンスに見守られて一人放浪するうちにチョンスと恋に落ち、チャングムを産む。甲子士禍で官憲に捕らえられたチョンスを追ってチャングムとソウル特別市#歴史上の名称|漢陽を訪れるが、ミョンイが生きていたことを知ったチェ一族の放った刺客に襲われ、チャングムを庇い亡くなる。遺体はチャングムが洞窟に埋葬し、その墓は何度か物語の舞台となる。
  • チャンドク(長?):キム・ヨジン(金麗珍・金汝真)−(冨永みーな|冨永み〜な)
    :済州牧の首医女(スイニョ)。モデルは中宗より二代前の成宗実録に記載された実在した医女。燕山君の治世に採紅史だった官僚によって両親を失い下男(奴婢)に育てられ復讐の為に内医院の医女になる。親の敵の官僚が済州島へ流刑になったことで済州島の医女となる。 済州島に流刑となったチャングムと出会い、彼女に復讐を遂げさせるために医術を教える。その教え方は「この本を全部覚えなさい」「一度しか言わないから全部覚えなさい」という具合でそっけなく、それをひとつでも間違えると鞭で叩くという、周囲も同情するほどのスパルタ式である。済州島在住中、内医院御医女(医女長)に推挙の話が来るが、宮仕えを嫌い固辞。床に伏せていた親の敵と会い、敵討ちとして報復するか医女としての使命を果たすかで揺れる。チャングムが医女となってからは都のトックの家に滞在し、診療所を開設する傍らたびたびチャングムを助けるが、その気の強さから、トックの妻に口論で負けない唯一の人物として、トックの妻が苦手にしている。
  • ユン・マッケ(尹莫介):ナ・ソンギュン(羅成鈞)−(円谷文彦→横島亘)
    :大殿別監。ヨンノの叔父。オ・ギョモの部下として暗躍。料亭を経営している。後に免職になる。
  • パク・プギョム(朴普謙):ハン・ヨンス(韓英洙)−(岩田安生)
    :司?院(サオンウォン)僉正 従四品から正三品堂上官。監賑御史(疫病対策の特使の名称)にもなる。オ・ギョモの腹心。後に免職の上、済州島に遠島になる。
  • 内禁衛将(ネグミ ジャン)/兵曹判書:イム・ムンス(林文壽)−(目黒光祐)
    :ドラマ前半でのチョンホの上司。王の信頼厚い高官だが、武官のため、政治に深入りすることは好まない。三浦の乱の功績によりチョンホを従事官に。成均館学田の朝鮮人参横流しから序々に判明した任務外のチェ一族とオ・ギョモの不正の解明を黙認するが、硫黄家鴨事件への巻き添えを怖れチョンホを一時監禁する。チャングムを追い官職を捨て済州島に渡ったチョンホに水軍万戸の官職を与える。
  • ピルトゥ:ソ・ボムシク−(川島得愛)
    :チェ・パンスルに仕え、忠誠を誓う間者。武芸に長けている。
  • ヘンス(行首):−(宇垣秀成)
    :パンスルの配下。
  • チャン執事:チャ・ユンフェ(車潤桧)−(坂口進也)
    :パンスルの配下。
  • ノ尚宮(盧尚宮):キム・ソウォン(金素英)−(吉野佳子)
    :大妃殿至密尚宮(テビジョンチミルサングン、皇太后付きの尚宮)。かつての太平館(テピョンカン)の女官。当時、明国の使者に乱暴され、子を産んだ女官を「女官のおきて」により無念にも自害させた。そして自害させた女官の遺児(ハンイ)を女官として育てる。
  • ハンイ:イ・ウンジュ
  • パク・クマン(朴亀萬):イ・サンチョル(李尚哲)−(清水明彦)
    :チャングムが済州島に流された時の済州島の将校(チャンギョ、下士官)。たびたび脱走を図るチャングムに振り回される。有能とは言えない三枚目のキャラクターだが、人がよく、済州島の水事情の悪さが病気を招いていることを心配し、チャンドクと組んで雨水を利用できるようにする施設をこっそり造っている。一緒の機会は少ないが、同じ三枚目のトックとは、絶妙のコンビである。医女試験の受
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    ;ホンイ(虹伊):ノ・ユン(盧潤)−(※山本雅子→清水香里)※第6話のみ。 水剌間で下働きをしているムスリ(奴婢)。女官より身分が低い。権力争いとは無縁の立場であるため、硫黄アヒル事件の検証では、その場で硫黄アヒルの安全性を身をもって確認する試食の係を命じられ、オ・ギョモらの目論見どおりに体調を崩し、このことがペギョンやチャングムの反逆罪の決定的な証拠とされ...

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